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2007年7月21日 (土)

ドストエフスキーの言葉

 今朝、新聞を見ると、新本の広告がありました。

 ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」ついに完結!  「世界文学の最高峰 三十年ぶりの新訳誕生」とあります。 亀山郁夫さんという人が訳しています。

 僕たちの若い頃は、ロシア文学、ドストエフスキーと来れば、名翻訳者、米山正夫さんということでした。この人はロシア文学翻訳者として長い間君臨してきました。新しい訳本が出版されることから、これからロシア文学ブームになるのであろうか。

 今日は、ドストエフスキーの「スチェパンチコヴォの村とその住人」の中から、ドストエフスキーが作中人物に語らせる言葉をいくつか見ていこう。

 「他人に対して、もっと優しく、もっと気を使い、もっと愛情を持つことです。他人のために自分を忘れること、そうすればその人たちもあなたを思い出してくれます。自分も良き、他人をも生かすようにする ---これが私の信条です!堪え忍べ、働け、祈れ、そして常に希望を持てーーーこれが私が全人類に一度に吹き込もうと願っている真理なのです!」

 「幸福は徳行の中にこそ含まれているものである。」

 「よき時代は天から降ってくるものではなくて、私たちが自分で作り出すものです。それは私たちの心の中にあるものなのですよ。私は何故いつも幸福で、苦難の生活を続けているにもかかわらず、常に満足して、精神は平静で、誰にでも飽きられずにいるのでしょう?」

 「ああ、どうして人間はこんなに意地が悪いのだろう?善良な人間になるということは、こんなにも素晴らしい、こんなにも気持ちのいいことなのに、どうして私はしょっちゅう意地の悪い人間になってしまうのだろう?」

 「私はもちろん、哲学者じゃないけれど、しかしどんな人間でも、見かけよりはずっと余計に善良さを持ち合わせているもんだと、私は思うね。」

「どんな堕落した人間の心中にも、きわめて高尚な人間的な感情が残されていないものでもない。人間の心に深部は究めつくせないものである。だから頭から堕落した人間を軽蔑してはいけない。いや、むしろ反対に、その美点を探し出して更正させてやらなければならない。一般的に認められている善悪とか、道徳の標準などは当てにならないものである。

 一度ジックリ、ドストエフスキーの言葉を味わってみよう!

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コメント

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投稿: How Many Games Do Ppl Have On Hearthstone? | 2022年4月 9日 (土) 05時18分

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