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2011年6月27日 (月)

善悪を知る木

  旧約聖書を紐解いて見ましょう。

 次のような記事が書かれています。

   創世記二章十五節から三章二十四節

 2:15 主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、こ
   れを守らせられた。

  2:16 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からで
       も心のままに取って食べてよろしい。

  2:17 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。
     それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。

  2:18 また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のた
       めに、ふさわしい助け手を造ろう」。

  2:19 そして主なる神は野のすべての獣と、空のすべての鳥とを土で造
       り、人のところへ連れてきて、彼がそれにどんな名をつけるかを見
       られた。人がすべて生き物に与える名は、その名となるのであった。

  2:20 それで人は、すべての家畜と、空の鳥と、野のすべての獣とに名
       をつけたが、人にはふさわしい助け手が見つからなかった。

  2:21 そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一
      
つ を取って、その所を肉でふさがれた。

  2:22 主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところ
       へ連れてこられた。

  2:23 そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、わたし
       の肉の肉。男から取ったものだから、これを女と名づけよう」。

  2:24 それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるので
       ある。

  2:25 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わな
       かった。


  3:1 さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であっ
       た。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほ
       んとうに神が言われたのですか」。

  3:2 女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許され
       ていますが、

  3:3 ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これ
       に触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。

  3:4 へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。

  3:5 それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者と
       なることを、神は知っておられるのです」。

  3:6 女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるに
       は好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫に
       も与えたので、彼も食べた。

  3:7 すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったの
       で、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。

  3:8 彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を
       聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間
       に身を隠した。

  3:9 主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。

  3:10 彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だっ
       たので、恐れて身を隠したのです」。

  3:11 神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食
       べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。

  3:12 人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取って
        くれたので、わたしは食べたのです」。

  3:13 そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたの
       です」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたし
       は食べました」。

  3:14 主なる神はへびに言われた、「おまえは、この事を、したので、す
       べての家畜、野のすべての獣のうち、最ものろわれる。おまえは
       腹で、這いあるき、一生、ちりを食べるであろう。

  3:15 わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女
       のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかと
       を砕くであろう」。

  3:16 つぎに女に言われた、「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに
       増す。あなたは苦しんで子を産む。それでもなお、あなたは夫を慕い、
       彼はあなたを治めるであろう」。

  3:17 更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わた
       しが命じた木から取って食べたので、地はあなたのためにのろわ
      れ、あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。

  3:18 地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、あなたは野の草を
      食べるであろう。

  3:19 あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、あなたは土から
      取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。

  3:20 さて、人はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の
      母だからである。

  3:21 主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せら
      れた。

  3:22 主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、
      善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永
      久に生きるかも知れない」。

  3:23 そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたそ
      の土を耕させられた。

  3:24 神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつる
      
ぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。

  神様は「善悪を知る木」からは取ってはならないと言われました。

 悪魔であるサタンはイヴに何と言ったでしょうか。
「神様は本当に善悪をを知る木からは取ってはならないと言われたのですか。」

 サタンはズバリとは言いません。サタンは必ず人間に疑いを抱かせるようにします。人間がチョッとでも疑いを心に抱けば、もうサタンの掌の上におかされているのであります。おそらくはサタンは勝ったとひそかに叫んでいるでしょうね。

 更に悪魔は言います。もし好みを人間が食べたなら、人間が神様と同じように賢くなることを恐れているのですよ。

 ここで、ヒルティに登場して頂きましょう。

  善悪の認識の木は、人間にとって危険なものである。神の国に従う人は、徹底して善の領土内に留まるべきで、悪も学んで見ようかなどと思ってはならない。そうでないと、悪は人間に牽引力を及ぼすからである。この暗礁に乗り上げて、無数の人が難破し、その他の点では、どんなによい計らいを持っていても、読書や社会関係からだけでも破滅して行く。
         カール・ヒルティ
           眠られぬ夜のために Ⅱ 十一月十九日

ヒルティが言っているように、私たちはいつも善の領域にいなくてはならないのであります。善の領域、神の領域です。その領域内にいるならば、悪の支配に入ることはないであろう。サタンは善の領域、神の領域では力を発揮することが出来ないのであります。

 しかしサタンは自分の領域内に入って来ると、絶大なる力を持つのであります。今日の言葉で言うならば、サタンはホームでは強いが、アウエイでは力を発揮することが出来ないのであります。

 「悪を学んでみようか」、こういう思いは既にサタンの領域に入っているのであります。

 サタンが人間をサタンの領域に引きずりこむ最大の方法は難であろうか。

 疑いを抱かすことであります。人間が極端に言って、善か悪かについて、疑いを抱かせることが出来たら、サタンの領域に引きずり込まれつつあるのであります。いや、もい引きずり込まれているのであります。

 善に素直に従うという心をいつも持つようにしなくてはならないのであります。善の領域内にあって、善を成すものとなりましょう。

                   

 

 

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