2011年6月24日 (金)

動かす

 この世には、精力的に動き、語り、実績を挙げている人も非常に多い。更に彼らの中には非常に優れた指導者となっている人たちもこれまた非常に多いようであります。

 このような人たちは一体どういう人たちなのでしょうか。

 ローマの雄弁家であるキケロは次のように言っています。

 「雄弁家の三つの心得は、教えること、喜ばせること、動かすことなり。」  キケロ

 ちなみにキケロという人物は、ローマの雄弁家、せいしか、哲学者でありますが、ラテン散文の完成者と言われています。ローマの共和制末期のオ乱世に、最高の教養と雄弁を持って、不正の弾圧、自由の擁護者として活躍しました。

 最近は人を教え、喜ばせるところまで、やれる人は結構いますが、いざ、人を、人の心を動かすとなると、そのような人たちは非常に少ないように思われます。

 今日の日本の政治家の中には、人を動かすことの出来るような人がいるであろうか。人の心を動かそうとすれば、無私、文字通り、滅私奉公でなくてはならないと思います。

 滅私奉公というと、人々の中には、抵抗感を覚える方もおるのではないかとも思います。

 sかし、今の日本には、滅私奉公の心で、国のため、国民のために我が身を投げ出そうという人は、残念ことですが、いないように思われます。

 日本の政治家には、ポリティシャンが多くて、ステイッマンが少ないようであります。ポリティシャンとは利欲をむさぼる政治屋を意味することが多いのですが、自分のこと、党のことしか考えない政治家のことであります。ステイッマンとは、政治家のことであり、国民のため。国のために政治をしようとする政治家であります。

 今の国会討論を聞いたり、またテレビや新聞などを見ていると、日本の政治のレベルが低いなあと思わざるを得ないです。

 国民を教え、国民を喜ばせ、国民の心を心を動かし、自らが国のために、国民のために、動き、働くステイッマンよ出でよであります。

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